タレント・和田アキ子が21日、TBS系「アッコにおまかせ!」に生出演。反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が20日に都内で謝罪会見を行った際、番組スタッフが不適切な質問をしたとして謝罪した。

番組では冒頭からふたりの会見の様子を伝えた。途中、国山ハセンアナウンサーが「ひとつお伝えしたいことがあります。謝罪会見で番組スタッフが『色で例えると』という質問をしました。この質問に対しては宮迫さん、亮さんに失礼だと多くいただきました。番組一同、多く反省しています」と謝罪。和田アキ子も「私もびっくりしちゃった。(ふたりは)真剣にもう謝っていたと思う。本当に。私もふたりをよく知っている。真摯(しんし)に謝っていた。それなのに、そこで前の宮迫君の問題(不倫)『前はオフホワイトと言っていましたが、今回は何色でしょう?』…。『ふざけんな!』と。本当に。『アッコにおまかせ!』34年やってますけどね…、(うちの)スタッフがそんなことを聞きますか」と声を震わせて激怒した。

続けて、「これは局がいけない。私がお世話になっている局に言うのおかしいですが、一睡もできませんでした。昨日。『アッコにおまかせ!』って言っちゃった(質問で名乗った)んですから、私ですね。申し訳ございません。なんとあの2人を傷つけたか。被害にあわれた方にも心が痛い。不快感を覚えられた方、申し訳ございませんでした。厳重注意します」と声を震わせながら繰り返し、頭を下げて謝罪した。

20日の会見では終盤に「おまかせ」スタッフが「無理ならいいのですが」と断った上で、宮迫に「不倫報道があったときに」と切り出し、「(当時は宮迫が)『オフホワイトです』とのお答えをしてらっしゃいましたが、今のお気持ちを色で表す事は可能ですか」と質問した。

これに宮迫は丁重に「すみません、本当に謝罪をしたいという会見ですので、お話が違いますので、申し訳ないです」と回答を控えた。ネットでは「場違い」「ふざけた質問」「バカにしすぎ」と厳しい批判が集まった。